核武装と国益

核武装と旧敵国条項の解除は敗戦国である旧枢軸国の宿願ではあります。
しかし、旧戦犯指導者の子孫の下での核武装…。
国益と心情的にはその奇跡的な国際社会の遊泳を可能となさしめれば、1945年以来の日本の面目を施すことにはなるのでしょうが、しかし、死屍累々になる予感がします…。
強国になるのはよいのですが、かつて中国で起こった天安門的な何かが起こりそうな予感が…。
さて、今回も仮定の話として、日本が核武装を行なえるとした場合の考察を進めましょう。
国民を守るのは核であり武力である世界が来るわけですね。そうすると、国民の権利を守るのもペンやパンではなく武力でなければならないわけですね。
安倍政権が勝って核武装の議論をするのなら、是非国民の銃保有の権利についても議論していただきたい。
そうでなければ、国民の健康で文化的な生活を送る最低限度の権利さえ確保が難しい時代が到来しそうだからである。
武力で秩序を脅かすのか?
と、問われそうだが、核クラブの政争を見たとき、その熾烈さは言うまでもないことであり…。
と、とにかく、安倍政権下で核武装が行われると一度でも旧戦犯批判をした人間は"下放"されそうで非常に心配になる。
アメリカで銃乱射があった直後で非常に不謹慎だが、安倍政権の最終目的が達成される可能性を考慮したとき、今の内に生存権の確保の議論を行った方が良いように思う。
国威発揚と国際社会で名誉ある地位を確保することは非常に素晴らしいが、熱心な自民党員と一部の公明党員しかその成果を味わえないのなら、非常に苦しい社会であるのは確かだと思う。
その前に、アメリカが本気で日本の核武装を容認するとは思えないが、もし、ということもある。
アメリカの容認無しでは米軍が一日で国会を包囲して核施設を占領するだろうから、許可が無い場合は論外であり、その場合、岸信介に続いて二度目の"戦犯"を出すということにもなりかねないとは思うのだが…。
なんだろう。維新の党ではないが、日本には本当に平成維新が必要なのかもしれないとは感じはする…。冷戦構造が終わり、9.11の対イスラム戦争が終わった今、日本の立ち位置は非常に不透明ではある。不透明ではあるが、昭和維新のようなただのテロルで終わる可能性を考えるとそう大きな声で維新とは言えないし…。
まあ、ともかく、ラブ&ピース。科学技術も文明の進歩もみんなの生活をよくするためにあるのです!
世界をよく知り、各国の市民の意見を聞ける立場にある人が良識的な政治スタンスで市民の繋がりを鼓舞してくれることを祈ります。
こんにちは~こんにちは~握手をしようよ!
前だけみて進める世界が来ますように!

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