新世紀エヴァンゲリオンの政治

新世紀エヴァンゲリオンは懐かしいですね。もう古いアニメですね。
大まかにいうと科学万能主義とキリスト教の使徒の名を関した怪物との闘いですかねえ。
死海文書とか出てたし。
ロボットものは整備が熱いですよね。シンクロ率ですか。数値目標もあって、伝達関数的な制御工学があって、それでも暴走してしまうという…。
大概技術者泣かせな決戦兵器ですね。
職場、の雰囲気を見ると、碇一族の支配する社団法人、みたいな感じですか?
母親の再構築を求める碇指令と、母親の培養体にあたる綾波に揺れる息子さん。
もう、第三東京のシャドウキャビネットはドロドロですな。
綾波の胸、太もも、ふくらはぎ。の名台詞も伊達ではありません。
結局、新世紀エヴァンゲリオンの世界ではサイバーパンクと近未来SFのギミックをこれでもかと取り入れた、近代ロボットアニメの傑作ではあると思います。
クローン作れるゲノム編集力があれば、エヴァンゲリオンや使徒の体破片から、培養したり、研究したりと色々ありそうですが…。
あ、ここで、第三インパクトとアダム、ロンギヌスの槍が関係するのですね。
最初の使徒から、未知の有機物、無機物の培養に成功して、それが、エヴァンゲリオンという流れでしたね。
いや、名作と言われる作品はよく練られていますね。
結局、碇指令が失脚して最終決戦で、その後、どうなったのやら…。
いやあの頃の子供はこんなドロドロとした政治劇と、大人社会の厳しさを見て育ったのだから、全く、次の世代はどうなることやら。
ところが、そういう突き放した視線の視聴者をもがっちり掴む碇シンジ氏の立ち位置。
しかし、SFロボットアニメの世界でも、敵に破れるのではなくて、味方の内紛でラストが訪れるとは、不思議なものですね。

エヴァンゲリオン