ドラゴンボールの政治

まず、悟空とブルマの出会いがあって、それから飲茶との戦闘、そしてピラフ様の悪の結社がありましたよね。
レッドリボン軍は、意外と人造人間まで絡んできましたが、他は、初期作と最終作を比べると隔世の感があります。
とにかくドラゴンボールを筆頭とする少年ジャンプの作品群は、とにかくパワーですよ、パワー!
悟空とその周りのキャラクターたちが世界一の力を持っているので、彼らはドラゴンボールの特異点的な存在なのですが、とにかくベジータが降臨した際に銃を持った農夫の戦闘力が5という事実から推して知るべきですね。
人を一人殺せる銃を持った農夫が戦闘力5なわけですから、単純に軍人が50万人いたとして戦闘力が線形と仮定して250万とか何ですが、これはフリーザと戦ったピッコロの戦闘力であるわけですが、どうなんでしょうか。
セル編ではセルが一般人の戦闘力を吸収して強化されていたのだから、戦闘力は案外線形なのかも。
見どころとして、セル編での、16号が持つ科学の精髄を尽くした爆弾と、超戦士たちのパワーの比較が見れそうで見れなかったのが肩透かしなわけですが、その決着は後の魔人ブウ編を見て推して知れという感じですか。
ところで、普通の格闘王者ミスターサタンが普通ですよね! ブウとも友達だったし。
うーむ、結局、ドラゴンボールの世界や少年ジャンプの格闘ものでは、人間は銃弾一発で死なないわけです。
世界政府とかあるらしいですが、そういうのもベジータ様の鶴の一声で軽く覆ってしまいそうな、そうじゃないような。
パワー=ポリティクスパワーが成り立つなら、悟空の周囲が握っている政治力は桁が違うのかも。
漫画の中での民主主義は非常に遠い道のりがありそうですね…。

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