言わずと知れたマルクスの資本論です。 G-W-G' の付加価値サイクルと、剰余価値仮説から導かれる、労働力の変動費区分化は非常に"革命的"。 後半は資本主義の歴史の酷薄さに興味があれば読むとよいでしょう。 うーむ、しかし、共産主義は敗北したからなあ。 トルストイのイワンの馬鹿のようにはいかないみたいですね。 オーウェルの動物農場のカリカチュアに陥ってしまったのですかね。