経済学の原理

人口論で有名なマルサスの一冊。リカードとの対立は有名で、需要側、供給側に分かれた経済論議は現在につながる一大系譜でもあります。
サプライサイドを自明としながら人口論から導かれるディマンドサイドの分析に手を掛けた名著。
この世代までは、土地と農業生産が経済学と密接につながっていて歴史的な重みを感じます。